まずは土地だけを手に入れたい、そんな場合の融資の仕組み

気に入った場所を見つけ、まずは土地だけでも購入してしまいたい。そんな時に土地だけを購入する為の融資の仕組みはどのようになっているのでしょうか。
まず、一般的に土地のみの購入に対する融資に関しては公的融資は不可能といってもよいでしょう。民間の銀行では融資可能ですが、それでも条件があるようです。条件には、土地の取得後2年以内に建物を建築することや、その建物が自己の居住用であることなどがあることが多いようです。ただし、2年以内に住居を建築し取得するなど、一定の条件をクリアした場合には住宅ローン排除が受けられることもあるようです。土地のみの所有段階では住宅ローンが適用されないため、金利が高めになるようです。
また、担保としての評価も、土地のみの評価は建物付きに比べると低くなってしまうようです。なぜなら、担保評価後に建物が建てられる可能性があるからです。建物が建ってしまっては、仮に融資の返済が不可能になってしまった場合に、土地のみを担保という形で取り戻すのは難しくなってくるからです。そのため、土地のみの購入時の融資は積極的に行われていないようです。また、土地のみの所有の場合、固定資産税が高くなるようです。
自宅などを担保にすることで多少交渉しやすくなることもあるようですが、これらのこともふまえると、土地を購入する際に、その上に建てる住居などについてもきちんとした計画を立てておく必要があるかもしれませんね。

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