融資を受ける際、金利以外にチェックが必要な手数料
銀行から融資を受ける際、金利はとても重要です。金利と返済期間によって返済額が大きく違ってくるからです。ただし、予定返済期間よりも早く、繰り上げ返済をした場合、残りの返済期間分の金利は払わなくて済むことになります。融資を受ける際、金利の他に融資手数料というものを払わなければなりません。この融資手数料に関しては、繰り上げ返済をした場合にも戻ってくるものではありません。この手数料の金額も幅がありますのでチェックしておく必要があります。これは事務手数料として請求されるもので、繰り上げ返済などが出来た場合には、それほどの負担にはなりませんし、金利の額に比べたら大きな金額ではありません。
しかし、最近では手数料のシステムに新しいものがでてきているようです。それは「アップフロンと手数料」というもので、融資手数料を高くすることで金利が低くしますよ。というシステムです。金利水準と事務手数料をトレードオフうるという考え方です。このシステムを使うと、融資金額や返済期間によって随分と返済金額が変わってくるのです。場合によっては手数料を高く設定することで、返済の総額を少なくすることもできるのです。
今までの手数料は一般的には305万円と言われていましたが、アップフロント手数料のシステムを使うと、手数料は場合によってはその何倍にもなることもありますが、その分金利が随分と低くなる場合もあるようです。融資してほしい金額にもよりますが、融資の種類などにより返済金額が大きく違ってくることもあるということを理解した上で、しっかりと比較をして融資を受けるようにしていきましょう。